ミニマム指向のクルマづくり
今後多くの人たちから求められる価値観は、ある種の合理性を伴ったものだと考えてもいいでしょう。
合理性というと、とかくカサカサに乾いた無味無臭の物体を思い出しがちでしょうが、そうではありません。
・・・それは必要なものと不要なものをはっきり区別するということです。
ほとんど戦後に興ったといっていい日本のモータリゼーションは最近まで上級指向で貫かれてきました。
より大きく、より強く、より速いクルマをみんなが求めてきました。
それ自体とくに不思議なことではありません。
欲望とは常に上を向いているものであり、大なり小なり世界に共通したことでもあるからです。
しかし、日本は戦前と戦後の一時期の非常な貧しさからかなり一足飛びに豊かになったという状況に引きずられたのか・・・
モノに対する執着心、金こそすべてといった風潮が野火のように広がり、それはクルマ選びにも当然強く及んだという側面を見逃すわけにはいきません。
それにホンダ 中古車が増えたことも、そうしたことの要因のひとつでしょう。