新しい価値観の提示を
前回述べたような流れは、クルマに夢を抱かなくなったことを示しているわけでもありません。
また、クルマに興味を失ったということでもないでしょう。
以前記したような理由で、多くの人たちに価値観の変化が起こったことによって「従来の価値観で作られた"自動車"」に興味を失った人たちが増えているだけのことだと私は考えています。
・・・ですから、モノへの単純な執着心や上級指向を失った人たちが求めている「新しい価値観」を提示することができれば、再び中古車に熱い目が向けられることになるに違いないのです。
ところで、「新しい価値観」といっても、それを捜し出すのはとても難しいことです。
しかし、ひとついえるのは、送り手のメッセージが受け手にはっきり伝わるクルマでなければならないという点です。
「どんな人が、どんな目的で、どんな時に使うクルマなのか」といったことを明確にアピールし、受け手が迷わずに自分の価値観を重ねられるようなクルマです。