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2011年05月 アーカイブ

はじめまして!

今日からブログをなんとな~く始めてみました。


よろしくお願いします!!


このブログでは、私の趣味である車、特に中古車についてや、中古車情報などを主に書いていこうと思ってます♪


さて、究極にシビアにドライに、コストを切り詰めた車・・・


それはクライスラー・ネオンです。


最低限の装備を組み込んだモデルであれば1万3000ドルほどになってしまいますし、十分な装備のネオンを日本に輸入したとしたら200万円近くになってしまうかもしれない、といった計算にもなります。


・・・つまり、車そのものより、クライスラーの宣伝の仕方がセンセーショナルだったといった見方もできるのですが・・・


それにしても確かに、同クラス/同装備の日本車より、アメリカ市場での価格が2000ドルほど安いという事実は見逃せません。


いずれにしても、ネオンは「コスト削減」という目標に徹底的に取り組んだアメリカ車であり、組織のあり方をも含めた開発方法、設計方法、生産方法は「かつてない大きな意識改革から生まれたもの」であり・・・


そして、新生アメリカ自動車産業のシンボル的存在であることは間違いありません


クライスラー・ネオンの登場

ネオンは発売早々、ブレーキ系とエンジン系のリコールを起こしました。


この件に関して、「コストダウンの方法に技術的な無理がある」、「わたしたちには怖くて実行できないコストダウン設計が種々みられる」といった声が日本のメーカーからは上がっていますが・・・


私の目から見ても確かにそう思えるところがあります。


しかし、その一方で「少々のリコールなど問題ではありません。


そんなことより、これだけ大胆な革命に取り組んだという点に、わたしたちは目を向けるべきだ」という声も多く上がっていることに私はむしろ注目したいのです。


ネオンの開発手法がクライスラーとアメリカ自動車産業に大きな利益をもたらすか不利益をもたらすか・・・


そして、「コストの敵は容赦なく切り捨てる」という大胆な手法によって生み出されるアメリカン・ニュー・クオリティが、日本車にとって真の脅威になるかどうかも、答えが出るまでにはまだまだ時間が必要です。


しかし、ネオンというアメリカ車の出現によって、日本のメーカーはもちろん欧州のメーカーも、かつてなかった新しい視点と価値観から車を見つめ、考える必要に迫られているのは確かでしょう。


この車は中古車情報も多く、大変な人気を誇っていました。

アメリカ市場での戦い

ソ連の崩壊による冷戦時代の終結も、アメリカ自動車産業に大きな利益をもたらしつつあります。


・・・というのは、軍需産業や宇宙産業などへ流れていた優秀な頭脳が、かつてのように自動車産業へ集まり始めたからです。


無駄な人材をとことん削り落とし、優秀な人材を集められるようになったことは、今後のアメリカ自動車産業の競争力への大きな力になるはずです。


・・・いずれにせよ、アメリカ自動車産業は20年という長い月日がかかりはしたが今、確実に再生の道を歩み始めました。


かつてほどには圧倒的でないとはいえ・・・


世界一のGNPを誇り、広大な国土を網の目のようにネットワークする道路網をもち、2億7000万人の人口を抱く巨大な市場を足もとにもつアメリカ自動車産業が競争力を取り戻せば、世界の勢力地図は大きく塗り替えられることになります。


日本メーカーに続いて、すでにメルセデス・ベンツやBMWもアメリカへの工場進出を決めています。


世界一の購買力をもち、中古車情報の多いアメリカ市場での戦いは今後もますます激化してゆくでしょう。


イギリス車の凋落

開拓時代からの伝統である「安くて品質のよいもの」が確実に支持されるという特性によって、アメリカ市場が大衆商品の未来への流れを占う上での大きな実験の場になるという点から考えても・・・


ここでの戦いには意味があります。


安全規制、大気汚染規制、燃費規制等々の法的な強化が次々と打ち出されることから考えても・・・


中古車の検索サイトなどがどんどん増えていく未来に向けて、技術革新の戦いの引き金もまたアメリカが握っているといえるでしょう。


人間の生活パターン、行動形態、生活圏の無限の拡大といった、様々なものを生み出してきたクルマは、まさに20世紀という世紀最大の道具であったといっても異論を挟む人はいないでしょう。


そのクルマを生んだのはヨーロッパですが・・・


世界中のどこよりも早く近代化の道を歩んだだけに、どこよりも早く社会と産業が成熟化、つまり進化・発展のスピードが鈍化してしまったといえます。


文化度も民度も高く、さらに伝統を大切にし、時の流れが生み出した価値を大切にする人々の多い市場は、オリジナリティに富んだコンセプトと生活に密着したすばらしいクルマを生み出しています。


ヨーロッパの自動車産業

そうした香り高い背景が、一方では時間と効率といった点の観念が薄く、義務感と責任感に欠ける労働体質を作り出しました。


そして生産性の低下、労使間の軋礫、品質の低下を招いて、結局は価格と品質の両面での競争力を衰えさせ、日本の侵攻を許すことになったともいえます。


中でも、産業革命を起こし、「陽の沈むことのない国」といわれ、栄光をほしいままにしていたイギリスの凋落ぶりは痛々しいですね。


民族資本系メーカー最後の砦だったローバー・グループが、1994年にBMWの支配下に入ったことで、自動車史に残る数々の名車を生み出してきた伝統あるイギリスの自動車産業・・・


これは、事実上、米日独の支配下に置かれることになってしまったのです。


中古車情報がグンと増えたこともその原因のひとつかもしれません。


余談になりますが、英国日産が生産するマイクラ(マーチ)は、日本の技術者が設計し日本からの投資で建設された工場から生まれたクルマとして(つまり、日本の血筋のクルマとして)は初めてヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーの栄冠(93年度)を獲得しました。


また同じく英国日産は、93年度の英国での「最多輸出自動車メーカー」になるとともに、品質満足度調査(英国民放TV・チャンネル4)においても、マイクラが1位、プリメーラが2位というすばらしい評価をも獲得しています。

苦境に立つフランス/イタリア車

フランス/イタリアは、その料理やファッションと同じように、美しく魅力的でしかも個性的なクルマを生み出す力には依然としてすばらしいものをもち続けています。


しかし、生産合理化の遅れ、技術革新の遅れ、品質管理の遅れ、中古車情報の増加・・・


そして、世界規模の販売/サービスのネットワーク構築の遅れ等々によって、その競争力は苦境に立たされています。


今後の最大の課題ともいえる安全性や環境保護への対応にしてもしかりです。


同じヨーロッパにあってもドイツとの差は大きいのです。


フランスのルノー、プジョー/シトロエン・グループ、イタリアのフィアット・グループなどはヨーロッパを代表する名門メーカーですが、客観的に見てもその国際競争力は弱いといわざるをえません。


あえて車名は出さないですが(フランス車とだけは言っておきます)、何度もあるはずの検査の関門を無事?潜り抜けて、「クラッチ・ペダル付きのオートマチック車」(当然のことながら、オートマチック車にはクラッチ・ペダルがない)が日本に送りこまれた(それも1台ではなく、2台である!)という事件を私は知っていますが・・・


こうしたにわかには信じ難いことが実際に起こるということは、品質管理面や組織面での遅れがいかに大きなものであるかをはっきり示しています。


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